はじめに:予算に込められた市民の願い
皆様、こんにちは。公明党厚木市議会議員の川口仁です。
早いもので、私が市政に携わらせていただいてから6期目、20年以上の月日が経ちました。議場に立つ際、いつも私の胸にあるのは、地域の皆様からお寄せいただいた一つひとつの「お困りごと」や「願い」です。
2月から3月にかけて行われた議会では、私は会派を代表し、2026年度予算案に対する「賛成討論」に立ちました。あまり聞き馴染みのない言葉かもしれませんが、これは「市民の皆様の要望がどれだけ予算に反映され、実行されるか」を見極め、私たちの考えを述べる大切な場です。
ベテランの視点:実現した「安全・安心」の数々
2026年度予算でも、私たちが粘り強く提案してきた政策が、具体的な形として動き出しています。
● 命を守る防災・減災対策:
感震ブレーカーの有償配布や防災ラジオの普及は、今や厚木市の継続的な事業として定着しました。また、小中学校の体育館へのエアコン設置も計画的に進んでいます。子供たちが夏も冬も安心して学べる環境づくり、そして避難所として使われる体育館の環境整備は待ったなしの課題です。
● 交通安全と最新技術:
最近、自転車の交通ルールが厳格化されました。万が一の事故の際、車と同じように自分を守るための「サイクルレコーダー(ドライブレコーダーの自転車版)」の購入補助も、私たちの提案で予算に組み込まれました。
● 生活の足を守る:
高齢者の方々の外出を支える「かなちゃんパス」の補助(最大2万円)も、利用者のニーズに合わせた柔軟な制度として整ってきています。
厚木の未来をつくる:県内初の試みと活性化
また、我々が要望したもの以外にも、今回の予算には厚木の未来を拓く、先進的な取り組みも含まれています。
特に「早期不妊検査費助成(最大3万円)」は、神奈川県内初の試みです。43歳までの方を対象に、新しい命を望むご家族を後押しします。また、障がいのあるなしに関わらず共に学ぶ「インクルーシブ教育」の推進員配置も県内初。誰もが個性を輝かせられる教育現場を目指します。
さらに、本厚木駅周辺の活性化も見逃せません。市役所移転後の跡地には「多目的アリーナ」の整備が予定されています。エンターテインメントやスポーツを通じて、駅からアリーナまでの動線が賑わい、街全体に活気が生まれる。そんなワクワクする厚木の姿が、少しずつ見えてきました。
おわりに:67項目の要望、その一歩先へ
私たちは毎年、市民の皆様からいただいたご相談をもとに、約60項目にわたる予算要望書を市に提出しています。一度の予算ですべてが解決するわけではありません。「なかなか難しい」と言われる課題も正直あります。
しかし、あきらめるわけにはいきません。粘り強く、何度でも、市民の皆様の声を市政に届け続ける。それが、24年間この街で見守り続けていただいた私にできる、最大の恩返しだと思っています。
穏やかな暮らしの中に、確かな安心を。
これからも川口仁は、皆様の「一番身近な相談相手」として、厚木の街を走り抜けてまいります。
